「ペシャワール会」の中村哲医師が襲撃される…
2019/12/512月に入りました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
台湾はここ最近、雨が降り気温も一気に下がりました。
台湾って意外に冬、冷え込むんですよ。
ペシャワール会の中村哲医師、襲撃される。
さて、ショッキングなニュースが入ってきました。
アフガニスタンで活躍されていたペシャワール会の中村哲さんが何者かに襲撃され、命を落とされました。
アフガニスタンの人のために30年以上、活動されていた善意の人がこういった形になってしまった事は非常に残念です。
本人も危険な地域で活動していたので、万が一の覚悟はしていたと思いますが悔やまれますね。中村さんがいなくなった事でこれからどうなってしまうのでしょうか。影響は計り知れないと思います。
ただ、単純に現地に貢献していた方がなぜといった感じです…。
福岡のNGO「ペシャワール会」って?
そもそもペシャワール会って何でしょう?
ペシャワール会はNGOです。そして…NGOとは何でしょう??
ウィキペディア先生によると…
非政府組織(ひせいふそしき、英: non-governmental organizations、NGO)は、民間人や民間団体のつくる機構・組織であり、国内・国際の両方がある。日本語では、NGO(エヌジーオー)という言葉が、国際的なものとして使われており、「国際協力に携わる組織」や「政府を補完する側面」というような場合に使用される。ただし、英語ではNGOは可算名詞としてみなされているため、原則としてNGOsと表記される
ウィキペディア
と、なっています。
簡単にいうと…
貧困や飢餓、環境などの地球規模の問題に対して、国家や民族、宗教の壁を越えた民間の立場から、利益を目的とせずに社会的な活動を行う団体のことを指しています。
ボランティア活動みたいなものですね。素晴らしい団体ですね。
(沢山のNGOがあるので怪しい団体もあると思いますが…)
そして、今回、なぜこのニュースを記事にしたのかといいますと…
実は、16年ほど前、大学生の事に私の出身の福岡のNGOを調べている時に「ペシャワール会」を取材させてもらった事があったんです。
その時は、世界でこのような素晴らしい活動をされている団体が福岡にあるのか…。と衝撃を受けた事を覚えております。
また、今回改めて調べさせていただいたところ、中村さんが現地で活動開始されたのが1984年。私の生まれも1984年です…。ものすごい年月になりますね。
また、中村医師も私と同じ福岡出身という事で誇りに思います。
”楽”な日本を飛び出して、海外に出た理由。
さて、ここで私が海外に出た理由を…。
大学生の頃に「ペシャワール会」などのような素晴らしいNGOが世界にある事を知ったり、また「国境なき医師団」「青年海外協力隊」などの団体などを調べるにつれて海外に興味を持った事も一つの大きな理由です。
日本にいれば”楽”ですよ。
決まり決まったルールにしたがって、普通に生きていれば何も困る事がありません。
仕事に困っても、生きる事に困りません。
うってかわって世界はどうでしょうか。
水も飲めない、食料も足りない、安定して医療も受けれない、そんな国々が沢山あります。
生きるのに必死にならないと生きていけない国が沢山あります。
中村さんのようにそういった国々で身を削って奉仕をし続けるような素晴らしい日本人も沢山いるんだな、と知りました。
それに比べて、自分がどこまでできるか、何ができるかわかりませんが未知の海外で「日本人」としてチャレンジする事は意味のある事だと思って海外に出ました。
”楽”な日本で生活するよりも厳しい海外でトライしようと。
中村医師は現代の八田與一。
台湾の事をある程度知っている方ならご存知の方もいると思いますが、台湾の歴史上欠かせない人物、八田與一という方がいます。
八田與一が台南市に建てたのが烏山頭ダムです。
ダムは1930年の完成当時に東洋一の規模を誇るものでした。
烏山頭ダム建設による灌漑整備によりダム周辺は台湾最大の穀倉地帯になりました。
知らない方は是非下記の動画を見てください。
今回、改めて中村医師の事を調べていて、台湾で活躍した八田與一と似たものがあるな…と非常に感じました。
日本人であるが、海外に飛び出し、現地の人たちに寄り添って現地のために貢献をする。
素晴らしい事です。
世界には沢山の素晴らしい日本人がいます。
自分には何ができるかわかりませんが、海外で生活をしている以上、日本人代表としてこれからも頑張っていきたいと思います。
そして、これから海外に出て行く皆さん、そして今海外にいる皆さん、同じ日本人として一緒に頑張っていきましょう。世界で戦う日本人として。
中村哲医師が我々に伝えてくれたものは沢山あるはずです。
感謝。
4plus hostel
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